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2015-4-16
第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム
(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)のご案内
第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)のご案内
日本神経免疫学会会員の皆様へ
このたび、日本神経免疫学会は、第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)を2015年(平成27年)8月30日(日)に東京大学山上会館にて開催することとなりました。本国際シンポジウムは、日本神経免疫学会(Japanese Society for Neuroimmunology)と国際神経免疫学会(International Society of Neuroimmunology)が主催し、厚労省の神経免疫関連研究班の下記の9班が共催します。日本神経免疫学会は、国際神経免疫学会に団体会員(corporate member)として参加しています。
国際神経免疫学会は、世界各地域で神経免疫疾患研究の基盤となる神経免疫学について最先端の知見を教育することを趣旨として、Neuroimmunology Schoolを開催しています。既に欧州では、European School of Neuroimmunologyが2000年から開催され、今年は第15回が6月にプラハで開催されます。また、2015年10月には第1回American School of Neuroimmunologyがカナダで開催される予定です。
アジア太平洋州は、人口も多く、多数の神経免疫疾患の患者さんがおられると考えられますが、神経免疫学の国際的な教育機会は少ないのが現状です。このような状況を改善し、多くの神経内科医や神経免疫研究者に最先端の神経免疫に関する知見を提供する場として、日本神経免疫学会は、国際神経免疫学会と協力して第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)を開催することといたしました。
今後、2年に1回程度、アジア各地で本シンポジウムが開催される予定です。その立ち上げの会を日本神経免疫学会が主催するのは、大変名誉なことであり、日本や東アジア地域の神経免疫学の興隆に大きな貢献を果たすことは間違いありません。なお第2回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)は、2017年のWorld Congress of Neurology開催時にサテライトシンポジウムとして開催する予定です。
今回は、「Immune Brain Interaction: What we know and where we go」というテーマで、別紙のようなプログラムで開催予定です。海外から著名な神経免疫学者6名が来日してくれることになりました。日本側からもホットトピックスなど最新の話題をわかりやすく提供する予定です。中国神経免疫学会はじめ東アジア地域からの参加も既に決まっております。日本をはじめとする東アジア地域を主体に100名を超える参加者を見込んでいます。
日本神経免疫学会会員におかれましては、ぜひ事前参加登録されるようお願い申し上げます。参加登録受付は5月1日から2か月間ほど日本神経免疫学会ホームページ上で開設される予定です。一般参加のポスター演題の発表も受け付け、優秀演題を表彰する予定です(出版されていないものに限ります)。ふるってご応募ください。
ただ、予算に限りがある関係で、会場費の廉価な山上会館をとっていますが、座席に限りがあり、参加登録は100名に達した段階でクローズとなります。ご了解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。大学院生等の学生も学生証と所属施設の教員(日本神経免疫学会会員に限る)の推薦文があれば、参加することができます。
このような国際シンポジウムは、日本神経免疫学会会員にとりまして、きわめて意義深いものになると確信いたしております。ぜひご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム組織委員長
日本神経免疫学会理事長
吉良 潤一
開 催 概 要
- 名称
第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)
- 会議の目的と開催意義
本シンポジウムの開催により、我が国の神経免疫学の発展に貢献、寄与する - 主催
日本神経免疫学会(Japanese Society for Neuroimmunology)
国際神経免疫学会(International Society of Neuroimmunology) - 共催
・多発性硬化症生体試料バンクを活用したアジア人特有の遺伝子環境因子探索による病態解明(吉良潤一班長)
・抗Neurofascin155抗体関連中枢・末梢神経障害症候群(CCPD/CIDP)の診療ガイドライン作成のための定量的抗体測定法の開発と基盤エビデンスの構築(吉良潤一班長)
・二次進行型多発性硬化症の画期的な新規治療の開発に関する研究(山村隆班長)
・ドラッグ・リポジショニングによる視神経脊髄炎(NMO)の治療薬開発に関する研究(山村隆班長)
・多発性硬化症に対する新規免疫修飾薬の実用化に関する研究(山村隆班長)
・HAMの革新的な医薬品等の開発促進に関する研究(山野嘉久班長)
・視神経脊髄炎動物モデル作成によるテーラーメード治療の確立(熊ノ郷淳班長)
・エビデンスに基づいた神経免疫疾患の早期診断基準・重症度分類・治療アルゴリズムの確立(松井真班長)
・免疫性ニューロパチーの治療反応性予測に基づく有効な治療戦略の構築(楠進班長) - 会長(組織委員長)
吉良 潤一
九州大学大学院医学研究院神経内科学 教授 - テーマ
Immune Brain Interaction: What we know and where we go
- 登録・参加費
日本神経免疫学会ホームページにて5月上旬より事前参加登録を受け付けます。
100名に達した段階で受付を打ち切ります。当日登録は受け付けません。
参加費は、7000円です。Meet the Expert Session(懇親会)に参加される場合は、
3000円の懇親会費が別途必要です。こちらも事前登録が必要です。
日本の医師でない大学院生や医学生は、学生であることを証明する資料と
所属機関の日本神経免疫学会会員である教員の推薦文を提出することで登録が可能です。
参加費は無料です。ただし最大20名程度で受付を打ち切る予定です。
- 一般ポスター演題公募
20から最大40題程度の一般演題ポスター発表を受け付けます。
5月1日より事前参加登録をされた上で、ホームページを通じて演題、抄録(英文に限る)を投稿してください。
優秀演題数題(ISNI President Award, JSNI President Award,
Best Poster presentation Award等を予定)を
懇親会席上にて表彰いたします。
※ご質問は、シンポジウム事務局へお問い合わせください。
九州大学神経内科内
第1回アジア太平洋神経免疫学国際シンポジウム(Asia-Pacific School of Neuroimmunology)事務局
Tel: 092-642-5340, Fax: 092-642-5352,
e-mail address: jsni@neuro.med.kyushu-u.ac.jp平成27年4月11日
日本神経免疫学会 理事長 吉良潤一
日本神経免疫学会 理事長 吉良潤一
事務局 〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
TEL 092-642-5340 FAX 092-642-5352
E-mail: jsni@neuro.med.kyushu-u.ac.jp
http://www.neuroimmunology.jp/